※三上ちさこによる"0514DVD"発売に寄せたコメントです。

「告白」

こんばんは。三上ちさこです。

解散ライブに来てくださった方々、DVDの発売を待っていて下さった方々、ほんとにどうもありがとう。

解散ということに関して、自分のなかでもうまく整理しきれず、事務所と意見の相違もあったりして、コメントはしばらく控えさせていただいていました。それでも、たくさんの方々から、真摯で胸が痛くなるような、でもそれがうれしく思える熱いメールをいただき、そのことがずっと心に引っかかっていました。どこまでうまく書き切れるかわかりませんが、書いてみたいと思います。


今年5月のライブを最後のライブにしようということは、メンバー全員で話し合って決めました。ギターのたーぼーは、”何もわざわざ今になって解散ということにしなくてもいいんじゃない?”という意見、私とささこうは”年に一回のライブしかしていない状況で待たせるのは気が引けるから、やっぱりけじめはつけたほうがいい。”という意見、ベースのヒラツカくんは”解散するのは残念だけど、でもけじめはちゃんとつけたほうがいい。”という意見でした。


事務所側は当初、このライブを最後のライブとして考えてはいなかったので、その旨を彼らに伝え、解散の告知を事前にするかしないかという点で意見に相違が生じ、結局は折衷案により解散告知がライブの前日ということになってしまいましたが、たとえ直前であっても、ライブをする前にそのことを伝え、その事実を共有してライブをすることができてよかったと思っています。


解散の理由については、レコード会社との解約や私のプライベートな事情、メンバーの引越しなど、時間の流れのなかで諸々の事情が重なり、自然な流れによって、なるべくしてそうなったような気がします。それでも、このバンドで自分たちが示すべき”一瞬”は、示せたと思っています。たぶんそれはメンバー全員が思っているんじゃないかな。そのような状況の中で、それぞれの意識がそれぞれ別の方向を向き、自分自身をもっと「生きる」ために行動し、fra-foaの活動は実質年に一度のライブだけになっている状況で、これ以上この状態を引き延ばし、ファンの人たちをただ闇雲に待たせるわけにはいかないということを、4人で話し合って決めたのです。


そして臨んだ最後のライブ。 このライブはもはや、バンドの力というより、観に来てくれた、もしくは来れなくても「想って」くれた人たちの、静かで表面にはあまり出ないけど心の中でめちゃくちゃ燃えたぎっているような熱い想いにより、ほんとうに最高のライブになったと思います。黙っていても客席がすごくキラキラしてて、バカヤローって感じで怒りに満ちていて、手に汗にぎってるような想いがあふれている、そんな「熱」にずっと包まれて、見守られてるような感じが、歌っている間じゅうずっとしていました。(私個人的には足つるし声は出ないしボロボロだったけど。)


そして今回、事務所の方々の努力やレコード会社、関係者の方々の協力により、このライブをDVDとしてやっと発売できることになりました。


私も、このDVDが家に届いたら手元に置いて、もう何やってもうまくいかない、もう全部投げ出してやめてしまいたいと思った時、自分の周りに誰もいないような気がして孤独感にさいなまれそうになった時、fra-foaに熱い想いを沸き上がらせてくれた皆さんとの”瞬間”を思い出し、ナントカ最期までやっていきたいと思います。 その都度その都度、少しでもいい人生になるように。


さいごに。 最後まで応援してくださった方々、 今も好きで聴いていてくれてる方、 かつてめちゃくちゃ好きな時期があった方、 ほんとにどうもありがとう。

そしてfra-foaを世の中に出すため惜しみなく力を注いでくれた(株)イトオンとスタッフの皆さん、トイズファクトリーの担当の皆さん、ほんとにどうもありがとう。


人生の一時期を共に歩み、楽しすぎる数々の経験と記憶を刻み付けられたことに感謝します。


ところで。 4人は今でも普通に仲いい(?)です。 そんなに連絡取ってるわけじゃないけれど、たまにライブ観に行っては、「・・・ふぅん・・・おぉっ! へぇー、、、。」というような感じ(どんな感じだ?!)。それぞれライブの時だけは(?)真剣に自分がしたいこと、自分が向かいたいと思う方向に向かっているようで、おかげでとても複雑な心境になりながら家に帰ります。

12月のイベントが、今から楽しみです。 イタイのか、痛いのか、、、。 先のことがわからないって、ドキドキする。


ちさこ